相島積石塚群への行き方|フェリー料金・時刻表・見どころ完全ガイド

相島積石塚群

「相島積石塚群ってどんな場所なのか、行き方やフェリーの料金が複雑でよくわからない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

福岡県糟屋郡新宮町の沖合に浮かぶ「相島(あいのしま)」。その北東部・長井浜の海岸線には、なんと254基もの石積みの古墳が広がっています。これが国指定史跡「相島積石塚群(あいのしまつみいしづかぐん)」です。西日本でも最大規模を誇るこの遺跡群は、4世紀から7世紀にかけて築かれたと考えられており、朝鮮半島との交流を示す出土品も見つかるなど、多くの謎とロマンを秘めています。相島はまた「猫の島」としても知られ、CNNの特集で紹介されたこともある人気の観光スポットです。

この記事では、相島積石塚群への行き方や町営渡船の料金・時刻表、254基の積石塚が持つ歴史的な価値、そしてあわせて楽しみたい島内の見どころまでをわかりやすく整理しました。博多から日帰りで行ける小さな離島への旅、この記事を参考に計画してみませんか。

目次

相島積石塚群とは?西日本最大級の古墳群の概要

相島積石塚群は、福岡県糟屋郡新宮町相島の長井浜にある古墳群です。まずは基本情報と、この遺跡が持つ歴史的な背景を押さえておきましょう。

記事ポイント① ・相島積石塚群は福岡県糟屋郡新宮町相島字百合越・長井・牟田に位置する古墳群です ・全長約100メートルの海浜部に254基もの積石塚が確認されています ・2001年(平成13年)8月7日に国指定史跡に指定されました ・築造時期は4世紀代から7世紀代にかけてと考えられています ・積石塚として大規模なものが確認された事例は全国的にも珍しいとされます ・管理団体は新宮町で、常時見学が可能です ・見学は無料で、事前予約は不要です ・自然の遺跡のため、天候や状態によっては注意が必要です

254基の積石塚が確認された経緯

「積石塚(つみいしづか)」とは、一般的な古墳のように土を盛るのではなく、墳丘そのものを石だけ、あるいは石と土を混ぜ合わせてつくった古墳のことです。相島でこうした積石塚が大規模に存在することが確認されたのは1992年(平成4年)のことでした。その後の調査によって、玄武岩の礫(れき)を使った積石塚が長井浜の海岸沿いに254基も確認され、全国的にも珍しい規模の遺跡であることがわかりました。この調査結果を受けて、2001年8月7日に国の史跡として指定されています。

長らく相島の積石塚群は「元寇(げんこう)の際につくられた防塁の跡」あるいは「元寇で亡くなった人々の墓」と伝えられてきました。しかし学術調査の結果、実際には4世紀末から7世紀にかけて築かれた古墳群であることが判明し、元寇(13世紀)よりもはるかに古い時代の遺跡であることが明らかになっています。

国指定史跡としての価値

相島積石塚群が国の史跡に指定された理由は、その規模の大きさと保存状態の良さにあります。254基という積石塚の数は西日本でも最大規模とされ、方墳と円墳がほぼ半数ずつを占めるほか、前方後方墳と呼ばれる形式の古墳も含まれています。石室の構造も箱式石棺、竪穴系横口式石室、横穴式石室など多様な形式が確認されており、古墳時代の埋葬文化の変遷を知るうえで貴重な資料とされています。

なかでも5世紀中頃に築かれたとされる120号墳は、全長約20メートルの前方後方墳で、相島積石塚群のなかでも最大規模を誇ります。海のすぐそばに墓域が広がっている点も特徴で、埋葬されたのは海に関わりの深い人々ではないかと考えられています。

積石塚群の謎と朝鮮半島とのつながり

相島積石塚群の興味深い点は、島内から同時代の集落跡がいまだに見つかっていないことです。つまり、誰がどこに住みながらこれだけの数の古墳を築いたのかは、はっきりとはわかっていません。海運や漁労に携わった人々、いわゆる「海人族(あまぞく)」との関わりが指摘されることもあります。

さらに出土品のなかには、須恵器(すえき)や切子玉(水晶製)、鉄刀・鉄鏃・金銅製耳環といった鉄器、土師器(はじき)に加えて、伽耶(かや、4〜6世紀頃に朝鮮半島南部にあった国々)系と見られる須恵器も確認されています。この発見から、相島積石塚群を築いた人々が朝鮮半島とも交流を持っていた可能性が浮かび上がってきました。玄界灘という古代から海上交通の要衝であった海域に浮かぶ相島だからこそ、こうした国際色豊かな出土品が見つかったのではないでしょうか。研究が進むにつれて、さらに新しい発見があるかもしれません。

相島積石塚群への行き方・アクセス完全ガイド

相島積石塚群は離島にあるため、フェリーでの移動が必須です。ここでは博多エリアから相島積石塚群までのアクセスを、乗り継ぎの流れに沿って解説します。

記事ポイント② ・博多駅からJR福工大前駅までは鹿児島本線で約17〜18分、運賃340円です ・JR福工大前駅から相島渡船場まではコミュニティバス「マリンクス」相らんど線で約10分です ・相島渡船場からは町営渡船「しんぐう」で相島まで約17〜20分の船旅です ・相島渡船待合所から積石塚群までは徒歩約25〜30分かかります ・渡船は車両を積載できないため、島内の移動は徒歩かレンタサイクルが基本です ・新宮漁港の駐車場は12時間以内300円で利用できます ・西鉄新宮駅からも徒歩やコミュニティバスで渡船場にアクセスできます ・積石塚群までの道は一部足場が悪いため、歩きやすい靴がおすすめです

博多駅からJR福工大前駅までのアクセス

相島積石塚群への玄関口となる相島渡船場の最寄り駅は、JR鹿児島本線の「福工大前駅」です。博多駅から福工大前駅までは鹿児島本線の普通列車で約17〜18分、運賃は340円です。乗り換えなしで行けるため、博多エリアからのアクセスは比較的スムーズといえるでしょう。西鉄貝塚線の「新宮駅」からアクセスする方法もあり、こちらも渡船場まで徒歩やコミュニティバスで向かうことができます。

福工大前駅から相島渡船場までのバスルート

福工大前駅に到着したら、新宮町のコミュニティバス「マリンクス」の相らんど線に乗り換えます。バスに揺られること約10分で「相島渡船場」に到着です。本数はそれほど多くないため、事前に新宮町のバス時刻表を確認しておくと安心です。徒歩で向かう場合は西鉄新宮駅から渡船場まで約20分ほどかかります。

町営渡船「しんぐう」で相島へ

相島渡船場からは、新宮町が運航する町営渡船「しんぐう」に乗船します。新宮港から相島までの距離は約7.5キロメートルで、所要時間は約17〜20分です。アルミ合金製の双胴タイプの船体で、旅客定員は150人前後とされています。土日祝日の天候が良い日は乗船希望者が多く、目的の便に乗れないこともあるため、時間に余裕を持って渡船場に向かうことをおすすめします。

相島渡船待合所から積石塚群までの徒歩ルート

相島に上陸したら、積石塚群のある長井浜までは徒歩で向かいます。相島渡船待合所からは徒歩で約25〜30分ほどかかるとされており、島の周回道路を歩きながら向かうことになります。距離があるぶん、途中の集落や海の景色を楽しみながらのんびり歩くのがおすすめです。時間を短縮したい場合は、後述するレンタサイクルの利用も検討してみてください。

ルート交通手段所要時間の目安
博多駅→福工大前駅JR鹿児島本線(乗換なし)約17〜18分
福工大前駅→相島渡船場コミュニティバス「マリンクス」相らんど線約10分
相島渡船場→相島町営渡船「しんぐう」約17〜20分
相島渡船待合所→積石塚群徒歩約25〜30分

※(参照:新宮町公式サイト)

町営渡船「しんぐう」の料金・時刻表

相島積石塚群を訪れるうえで欠かせないのが、町営渡船「しんぐう」の料金と時刻表の把握です。ここでは2026年9月時点で新宮町公式サイトに掲載されている最新情報をもとにご紹介します。

記事ポイント③ ・通常運賃は大人片道480円、小児片道240円です ・小学生以下が小児運賃の対象で、未就学児は大人1人につき1人まで無料です ・3月1日から10月31日までは1日6便、11月1日から2月末日までは1日5便運行しています ・回数券(11枚綴り)は一般4,800円、小児2,400円で発売日から3か月間有効です ・障がい者手帳をお持ちの方は半額の240円で利用できます ・15名以上の団体は一般・小児ともに1割引が適用されます ・波浪などによる欠航は相島発時刻の30分前に決定されます ・乗船券は各待合所の窓口で購入する仕組みです

運賃・回数券・団体割引

町営渡船「しんぐう」の通常運賃は、大人片道480円、小児片道240円です。小児運賃は小学生以下が対象で、大人の同伴者1人につき未就学児1人が無料になるほか、1歳未満は常に無料です。身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1人は、片道240円の半額割引が適用されます。

何度も利用する予定がある場合は、11枚綴りの回数券(一般4,800円、小児2,400円)が便利です。発売日から3か月間有効なので、家族での複数回利用にも向いています。15名以上のグループで訪れる場合は、一般・小児ともに1割引の団体割引が適用されるため、事前に渡船職員へ申し出るとよいでしょう。

季節別時刻表【3月〜10月/11月〜2月】

町営渡船「しんぐう」の運航ダイヤは、3月1日から10月31日までと、11月1日から2月末日までで便数が異なります。夏季は1日6便、冬季は1日5便の運航です。

3月1日〜10月31日

相島発新宮着新宮発相島着
7:007:177:508:07
8:408:579:209:37
10:5011:0711:3011:47
13:5014:0714:3014:47
16:0016:1716:4016:57
17:3017:4718:1018:27

11月1日〜2月末日

相島発新宮着新宮発相島着
7:007:177:508:07
8:408:579:209:37
10:5011:0711:3011:47
13:5014:0714:3014:47
17:0017:1717:4017:57

※料金・時刻表は変更される可能性があります。出発前に新宮町公式サイトで最新情報をご確認ください。(参照:新宮町公式サイト「町営渡船しんぐうの運賃案内」「町営渡船しんぐう時刻表」)

予約要否・混雑状況の確認方法

町営渡船「しんぐう」は乗船券を各待合所の窓口で購入する仕組みで、通常は事前予約が不要です。ただし週末や祝日、天候の良い日は特に混雑しやすく、定員(150人前後)を超過して希望の便に乗れないことも起こり得ます。時間に余裕を持って渡船場に到着しておくと安心です。また、波浪などの荒天時には欠航になる場合があり、その判断は相島発時刻の30分前に行われます。訪問予定日の天候が気になる場合は、事前に新宮町の公式情報を確認しておきましょう。

積石塚群の見どころ・出土品

254基もの積石塚が広がる長井浜。実際に訪れた際にどこに注目すればよいのか、見どころを整理しました。

記事ポイント④ ・254基の積石塚は方墳と円墳がほぼ半数ずつを占めています ・最大規模は5世紀中頃に築かれた120号墳で、全長約20メートルの前方後方墳です ・石室の構造は箱式石棺、竪穴系横口式石室、横穴式石室など多様です ・須恵器や鉄刀・鉄鏃、金銅製耳環などの出土品が見つかっています ・伽耶系と見られる須恵器から朝鮮半島との交流がうかがえます ・積石塚は壊れやすいため見学時は十分な配慮が必要です ・石だけの場所のため足元には注意が必要です ・出土品の詳細は新宮町歴史資料館で紹介されています

254基の積石塚の特徴(方墳・円墳)

長井浜に広がる254基の積石塚は、四角い形の方墳と丸い形の円墳がほぼ半数ずつを占めているのが特徴です。玄武岩の礫を積み上げてつくられており、その大きさは約2メートルから12メートルとさまざまです。一般的な古墳のように土を盛るのではなく、石を積み上げてつくられているため、遠目に見ても独特の景観が広がっています。

最大規模の120号墳

数ある積石塚のなかでも、5世紀中頃に築かれたとされる120号墳は特に注目したいポイントです。全長約20メートルの前方後方墳で、相島積石塚群のなかで最大の規模を誇ります。海のすぐ近くに築かれていることから、海に関わりの深い人物の墓ではないかと考えられており、当時の相島がどのような役割を担っていたのかを想像させてくれる存在です。

出土品からわかる朝鮮半島との関わり

これまでの調査では、須恵器や切子玉(水晶製)、人骨、鉄刀・鉄鏃・金銅製耳環といった鉄器、土師器などが出土しています。なかでも興味深いのが、伽耶系と見られる須恵器の発見です。伽耶は4〜6世紀頃に朝鮮半島南部に存在した国々を指し、この地域の土器が相島から見つかったことで、当時の相島が朝鮮半島との海上交流の拠点のひとつであった可能性が指摘されています。玄界灘という日本と大陸を結ぶ海域に位置する相島ならではの発見といえるでしょう。

見学時の注意点

積石塚群は自由に見学できますが、長い年月を経た遺跡のため壊れやすい部分もあります。石を動かしたり登ったりすることは避け、周囲への配慮を心がけましょう。また、見学エリアは石だけで構成されているため、足元が不安定な場所もあります。歩きやすい靴で訪れ、けがのないよう十分注意してください。

相島積石塚群とあわせて訪れたい島内スポット

相島は積石塚群だけでなく、自然の造形美や「猫の島」としての魅力もあわせ持つ島です。積石塚群とセットで楽しみたいスポットをご紹介します。

記事ポイント⑤ ・相島のシンボル「鼻栗瀬(めがね岩)」は高さ約20メートルの海食洞です ・相島は「猫の島」として国内外で知られ、CNNなどでも紹介されています ・島内の猫へのエサやりは禁止されているため注意が必要です ・江戸時代には朝鮮通信使の接待場所としても利用された歴史があります ・遠見番所跡など異国船を監視した史跡も残っています ・島を1周する周回道路は約5.4キロメートルでハイキングコースとして人気です ・渡り鳥の中継地としてバードウォッチングも楽しめます ・島内には食堂やカフェもあり、新鮮な海の幸を味わえます

鼻栗瀬(めがね岩)

相島のシンボルとして親しまれているのが「鼻栗瀬(はなぐりせ)」、通称「めがね岩」です。玄武岩でできた高さ約20メートルの岩で、中央に波の浸食による穴が空いていることから、めがねのような形に見えることが名前の由来とされています。九州自動車道の新宮町境界標識にも町のシンボルとして描かれているほど、地元で親しまれている景観スポットです。積石塚群からもほど近く、あわせて訪れやすい立地にあります。

猫の島としての相島

相島は「猫の島」という愛称でも広く知られています。英字新聞のジャパンタイムズが「野良猫の天国の島」として紹介したほか、CNNニュースでも猫が多い場所のひとつとして取り上げられたことがあり、国内外から猫好きが訪れる島となっています。漁港や集落のあちこちで、のんびりと日向ぼっこをする猫たちに出会えるでしょう。

ただし、島内の猫へのエサやりは禁止されています。猫たちの健康と島の生態系を守るためのルールですので、観光の際は写真撮影を楽しみつつ、そっと見守るようにしましょう。

遠見番所跡・朝鮮通信使ゆかりの史跡

相島には積石塚群のほかにも、歴史を感じられるスポットが点在しています。異国船を監視するために築かれた「遠見番所跡」は、標高約77メートルの高台「高山」に位置し、当時の石垣が今も残っています。また相島は江戸時代、鎖国政策のなかで数少ない国交があった朝鮮との交流において、対馬から江戸へ向かう朝鮮通信使が福岡藩(黒田藩)によって接待を受けた場所としても知られています。古墳時代の積石塚群から江戸時代の朝鮮通信使まで、相島には異国との交流の歴史が幾重にも積み重なっているのです。

島内グルメ・カフェ

島を歩いて小腹が空いたら、島内の食堂やカフェに立ち寄るのもおすすめです。地元で長く親しまれている食堂では、刺身定食やわかめうどんなど、海に囲まれた島ならではのメニューを味わえます。また港近くのカフェでは、魚を使ったバーガーなど軽食を提供していることもあります。営業時間や定休日は変更されることがあるため、訪問前に最新情報を確認しておくと安心です。

相島観光のベストシーズン・所要時間・モデルコース

最後に、相島積石塚群を含めた相島観光を計画するうえで役立つ、季節ごとのポイントとモデルコースをご紹介します。

記事ポイント⑥ ・島を1周する周回道路は約5.4キロメートルで、ハイキングコースとして親しまれています ・渡り鳥の中継地でもあるため、春や秋はバードウォッチングにも適しています ・積石塚群やめがね岩の見学を含めると、島内散策には半日程度を見ておくと安心です ・午前便で渡り、午後便で戻る日帰りプランが定番です ・相島観光案内所では電動アシスト自転車のレンタルが可能です ・自転車を利用すれば島内の移動時間を短縮できます ・夏場は日差しが強いため、帽子や飲み物の準備がおすすめです ・冬季は渡船の便数が減るため、時刻表の事前確認が欠かせません

おすすめの季節と気候

相島は渡り鳥の中継地としても知られており、春や秋の渡りの時期にはバードウォッチングを目的とした観光客も訪れます。積石塚群の見学自体は一年を通して可能ですが、夏場は日差しが強く、海沿いの遺跡エリアは日陰が少ないため、帽子や水分補給の準備をしておくとよいでしょう。冬季(11月〜2月)は渡船の便数が1日5便に減るため、事前に時刻表を確認したうえで計画を立てることをおすすめします。

日帰りモデルコース

相島は日帰りでの観光がしやすい離島です。たとえば新宮発の午前便で相島へ渡り、積石塚群やめがね岩を見学したのち、猫たちとのふれあいや島カフェでの休憩を挟んで、午後便で新宮へ戻るプランが定番です。周回道路を含めた島内散策には、移動時間もあわせて半日程度を見ておくと余裕を持って楽しめます。渡船の本数が限られているため、帰りの便の時刻は事前にしっかり確認しておきましょう。

レンタサイクル情報

徒歩での移動に不安がある方や、効率よく島内を巡りたい方には、相島観光案内所で借りられる電動アシスト自転車(eバイク)の利用がおすすめです。坂道もあるハイキングコースを快適に周遊できます。料金や貸出時間は変更される場合があるため、利用を検討する際は事前に新宮町観光案内所へ問い合わせることをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

Q&A

Q. 相島積石塚群の見学に料金はかかりますか? : A. 積石塚群自体の見学は無料です。ただし相島までの町営渡船の運賃(大人片道480円、小児片道240円)が別途かかります。

Q. 町営渡船は予約が必要ですか? : A. 通常は事前予約不要で、当日窓口で乗船券を購入する形式です。ただし週末や祝日は混雑しやすいため、時間に余裕を持って渡船場に向かうことをおすすめします。

Q. 積石塚群までは歩いて行けますか? : A. 相島渡船待合所から徒歩で約25〜30分ほどです。距離があるため、体力に不安がある方はレンタサイクルの利用も検討してみてください。

Q. 相島積石塚群は雨の日でも見学できますか? : A. 屋外の遺跡のため雨天でも見学は可能ですが、足元が滑りやすくなることがあります。荒天時は渡船が欠航する場合もあるため、事前に運航状況を確認してください。

Q. 猫にエサをあげてもいいですか? : A. 島内の猫へのエサやりは禁止されています。観光の際は写真撮影などで楽しみつつ、ルールを守って見守りましょう。

Q. 車で相島に渡ることはできますか? : A. 町営渡船「しんぐう」は人のみが乗船でき、車両の積載はできません。島内の移動は徒歩かレンタサイクルが基本となります。

まとめ

相島積石塚群は、福岡県新宮町の離島・相島に眠る254基もの石積みの古墳群で、4世紀から7世紀という長い年月をかけて築かれた、西日本でも最大規模の積石塚遺跡です。出土した須恵器などから朝鮮半島との交流もうかがえ、古代の海の道を今に伝える貴重な史跡といえるでしょう。

積石塚群だけでなく、島のシンボルであるめがね岩や、国内外に知られる猫たちとのふれあい、朝鮮通信使ゆかりの史跡など、相島には歴史と自然が凝縮されています。博多から電車とバス、渡船を乗り継いでアクセスできる手軽さも魅力のひとつです。渡船の時刻表を確認しながら、日帰りで相島の古代史と島の魅力をあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

  • ✅ 相島積石塚群は福岡県新宮町相島の長井浜にある国指定史跡です
  • ✅ 254基の積石塚が確認され、西日本最大級の規模を誇ります
  • ✅ 築造時期は4世紀代から7世紀代と考えられています
  • ✅ 2001年8月7日に国の史跡に指定されました
  • ✅ 見学は無料で、事前予約は不要です
  • ✅ 博多駅からJR福工大前駅までは約17〜18分、運賃340円です
  • ✅ 福工大前駅から相島渡船場までコミュニティバスで約10分です
  • ✅ 町営渡船「しんぐう」は片道約17〜20分、大人480円・小児240円です
  • ✅ 渡船は3月〜10月が1日6便、11月〜2月が1日5便です
  • ✅ 相島渡船待合所から積石塚群までは徒歩約25〜30分です
  • ✅ 島内の猫へのエサやりは禁止されています
  • ✅ 荒天時は渡船が欠航することがあるため事前確認が必要です
  • ✅ 電動アシスト自転車のレンタルを利用すれば移動が楽になります
  • ✅ 料金・時刻は変更される可能性があるため、訪問前に新宮町公式サイトでの確認をおすすめします

参考・公式情報

  • 新宮町公式サイト「相島の概要」
  • 新宮町公式サイト「相島積石塚群」
  • 新宮町公式サイト「町営渡船しんぐうの運賃案内」「町営渡船しんぐう時刻表」
  • 福岡県文化財データベース「相島積石塚群」
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