日本屈指の大自然を誇る屋久島。訪れるには飛行機とフェリーの2つの手段があり、それぞれにメリットがある。
屋久島への直行便は大阪・福岡・鹿児島から運航しており、最も早く到着できる方法だ。一方、フェリーはコストを抑えつつ、のんびりとした船旅を楽しめる。
福岡空港からの運賃や、鹿児島から屋久島までのフェリー料金、最安値のルートなど、目的や予算に応じた移動方法を解説。東京や名古屋、大阪からのアクセス情報や、屋久島観光のベストシーズン、2泊3日のモデルコースも紹介する。
この記事を参考に、自分に合った屋久島への行き方を見つけよう。
屋久島までの行き方 飛行機とフェリーの選び方
この記事のポイント
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- 屋久島までの行き方は飛行機とフェリーの2種類がある
- 飛行機は大阪・福岡・鹿児島から直行便がある
- フェリーは鹿児島から運航し、高速船と大型フェリーが選べる
- 最安ルートは鹿児島経由のフェリー利用が最もコストを抑えられる
- 目的や予算に応じた最適なアクセス方法を選べる
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屋久島への直行便はどこから飛んできますか?
屋久島への直行便は、大阪(伊丹)、福岡、鹿児島の3つの空港から運航されています。
本土と屋久島を結ぶ航空路線は、日本エアコミューター(JAC)が運航しており、大阪(伊丹)からは約1時間50分、福岡からは約1時間10分、鹿児島からは約35分のフライト時間です。
直行便を利用すれば、乗り継ぎなしで屋久島に到着できるため、移動時間を短縮できます。ただし、便数が限られているため、予約が埋まりやすい点には注意が必要です。特に観光シーズンの春や夏は早めの予約をおすすめします。
なお、東京や名古屋など直行便のない地域から行く場合は、鹿児島空港を経由するルートが一般的です。鹿児島空港からは1日5便の屋久島行きのフライトがあるため、比較的スムーズに乗り継ぎができます。

屋久島 行き方 飛行機 利用できる航空会社とルート
屋久島へ飛行機で行く場合、利用できる航空会社は日本エアコミューター(JAC)のみです。JACはJAL(日本航空)グループの一員で、小型プロペラ機を使用して屋久島空港へ運航しています。
ルートは主に3つあります。
- 直行便を利用するルート
- 大阪(伊丹)→ 屋久島(約1時間50分)
- 福岡 → 屋久島(約1時間10分)
- 鹿児島 → 屋久島(約35分)
- 直行便なら移動時間が短く、乗り継ぎの手間がありません。ただし便数が少なく、満席になりやすいため早めの予約が必要です。
- 鹿児島空港経由のルート
- 東京(羽田・成田)→ 鹿児島 → 屋久島
- 名古屋(中部)→ 鹿児島 → 屋久島
- 札幌(新千歳)→ 鹿児島 → 屋久島
- 鹿児島空港から屋久島までは1日5便運航されているため、接続しやすいのがメリットです。ただし、鹿児島空港での待ち時間が発生する可能性があります。
- 福岡・大阪経由のルート
- 東京(羽田・成田)→ 福岡・大阪(伊丹)→ 屋久島
- 福岡・大阪からは直行便があるため、鹿児島経由よりも乗り継ぎがシンプルになる場合があります。ただし、福岡・大阪からの直行便は1日1便のみのため、フライトスケジュールに合わせる必要があります。
出発地 | 航空会社 | 便数(1日あたり) | 所要時間 | 経由地 |
---|---|---|---|---|
大阪(伊丹) | JAC(日本エアコミューター) | 1便 | 約1時間50分 | 直行便 |
福岡 | JAC(日本エアコミューター) | 1便 | 約1時間10分 | 直行便 |
鹿児島 | JAC(日本エアコミューター) | 5便 | 約35分 | 直行便 |
東京(羽田) | JAL(日本航空)+JAC | 複数(乗継) | 約3時間 | 鹿児島空港経由 |
名古屋(中部) | JAL(日本航空)+JAC | 複数(乗継) | 約3時間30分 | 鹿児島空港経由 |
札幌(新千歳) | JAL(日本航空)+JAC | 複数(乗継) | 約5時間 | 羽田・鹿児島空港経由 |
沖縄(那覇) | JAL(日本航空)+JAC | 複数(乗継) | 約4時間 | 鹿児島空港経由 |
- 屋久島空港に直行便があるのは、大阪(伊丹)、福岡、鹿児島の3空港のみ。
- 東京・名古屋・札幌・沖縄などは鹿児島空港で乗り継ぎが必要。
- JAC(日本エアコミューター)はJALグループの航空会社で、屋久島空港への唯一の定期便を運航。
- 鹿児島からは所要時間約35分と短く、1日5便運航されているため便利。
飛行機を利用するメリットは、移動時間が短縮できる点です。一方で、悪天候の影響を受けやすく、欠航する可能性があるため、万が一に備えて予備日を設けると安心です。
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福岡空港から屋久島空港までの運賃は?
福岡空港から屋久島空港までの航空運賃は、時期や予約のタイミングによって変動します。一般的な目安として、片道運賃はおおよそ12,000円~25,000円程度です。
まず、JALグループの「日本エアコミューター(JAC)」が福岡~屋久島間の直行便を運航しており、所要時間は約1時間10分です。航空券の価格は、以下のような条件によって異なります。
- 通常運賃:約25,000円前後
- 早割(先得・特便割引など):10,000円~18,000円程度(購入時期による)
- 往復割引:適用時は少し安くなることがある
- セール価格:期間限定でさらに安くなることも
また、LCC(格安航空会社)は運航していないため、福岡からの最安ルートを探す場合は、鹿児島経由の高速船やフェリーとの組み合わせも検討すると良いでしょう。
予約の際は、航空会社公式サイトや旅行予約サイトでの価格比較をおすすめします。時期によって大きく異なるため、こまめにチェックすることでお得な航空券が見つかる可能性があります。
鹿児島から屋久島まで飛行機で何人乗りですか?
鹿児島空港から屋久島空港へ向かう飛行機は、日本エアコミューター(JAC)のプロペラ機(ATR42-600)が使用されています。この機材の定員は48席です。
プロペラ機は一般的なジェット機と比べると小型ですが、その分小回りが利き、短距離路線に適しているため、鹿児島~屋久島間のような離島路線では一般的な機種です。
プロペラ機の特徴とメリット・デメリット
メリット
- 短距離移動に最適:飛行時間は約35分と短い
- 低高度を飛行:天気が良ければ屋久島の美しい山々を上空から楽しめる
- 運航便数が多い:1日5便運航でスケジュールが組みやすい
デメリット
- 座席数が少ないため満席になりやすい:特に観光シーズン(春~秋)は早めの予約が必須
- ジェット機より揺れを感じやすい:悪天候時は欠航・遅延の可能性がある
このように、小型機ならではの利便性と注意点があるため、鹿児島から屋久島への移動を考えている方は、早めの予約と天候のチェックをおすすめします。
屋久島 行き方 フェリー 料金と所要時間
屋久島へフェリーで行く場合、鹿児島港から出航する**高速船(トッピー&ロケット)または大型フェリー(フェリー屋久島2)**を利用するのが一般的です。それぞれの特徴や料金、所要時間を詳しく解説します。
① 高速船(トッピー&ロケット)
- 料金(片道):大人 約12,200円 / 子ども 約6,100円
- 所要時間:約1時間50分~2時間45分(便によって異なる)
- 発着港:鹿児島本港南埠頭 ⇔ 屋久島(宮之浦港または安房港)
- 運航本数:1日3~5便
② 大型フェリー(フェリー屋久島2)
- 料金(片道):大人 約5,600円 / 子ども 約2,800円
- 所要時間:約4時間
- 発着港:鹿児島本港南埠頭 ⇔ 屋久島(宮之浦港)
- 運航本数:1日1便(朝8:30発)
フェリーの選び方
- 時間を優先するなら → 高速船(短時間で到着、便数も多い)
- 費用を抑えたいなら → 大型フェリー(片道約半額で利用可能)
- 車を持ち込みたいなら → 大型フェリー(車両航送可、高速船は不可)
また、フェリーは天候の影響を受けやすいため、特に冬場や台風シーズンには欠航や遅延の可能性があります。事前に運航状況を確認し、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
福岡から屋久島へ行くフェリー料金はいくらですか?
福岡から屋久島へ直通のフェリーはなく、鹿児島港での乗り継ぎが必要です。そのため、福岡から鹿児島までの交通費を含めた料金を考える必要があります。
① 福岡 → 鹿児島までの移動費(新幹線 or 高速バス)
交通手段 | 片道料金 | 所要時間 |
---|---|---|
新幹線(博多 → 鹿児島中央) | 約11,000円 | 約1時間20分 |
高速バス(博多 → 鹿児島中央) | 約4,000円 | 約4時間 |
② 鹿児島 → 屋久島までのフェリー料金
フェリーの種類 | 片道料金 | 所要時間 |
---|---|---|
高速船(トッピー&ロケット) | 約12,200円 | 約2時間 |
大型フェリー(フェリー屋久島2) | 約5,600円 | 約4時間 |
福岡から屋久島までの総額(片道)
ルート | 高速船利用 | フェリー利用 |
---|---|---|
新幹線+フェリー | 約23,200円 | 約16,600円 |
高速バス+フェリー | 約16,200円 | 約9,600円 |
最安ルートのポイント
- 費用を抑えるなら → 高速バス+大型フェリー(約9,600円)
- 時間を優先するなら → 新幹線+高速船(約23,200円、最短3.5時間)
福岡から屋久島までの最安ルート(高速バス+フェリー)のポイント
- 片道費用:約9,600円(高速バス:約4,000円 + フェリー:約5,600円)
- 移動時間:約8時間(福岡~鹿児島:約4時間、鹿児島~屋久島:約4時間)
- 乗り換えは1回のみ(鹿児島中央駅でバスを降り、鹿児島本港南埠頭からフェリーに乗船)
- フェリーは1日1便のみ運航(朝8:30発のため、前日鹿児島泊が推奨)
- 揺れが少なく快適な船旅(大型客船のため、高速船より安定した乗り心地)
- 事前予約推奨(特に繁忙期は満席になる可能性があるため、早めの予約がおすすめ)
時間はかかりますが、費用を抑えて屋久島に行きたい方には最適なルートです。
このように、福岡から屋久島へ行くには**「費用」か「時間」どちらを優先するか**がポイントになります。スケジュールや予算に応じて最適なルートを選びましょう。
鹿児島~屋久島 フェリー 料金 最安値とスケジュール
屋久島へ行く最も安い方法の一つが、鹿児島からフェリーを利用するルートです。フェリーは「フェリー屋久島2」が運航しており、リーズナブルな料金で移動できます。
フェリー料金(最安値)
フェリー屋久島2の運賃は以下の通りです。
区分 | 料金(片道) |
---|---|
大人(12歳以上) | 5,600円 |
小人(6~11歳) | 2,800円 |
幼児(5歳以下) | 無料(大人1名につき1名まで) |
車両(軽自動車) | 17,600円~ |
車両(普通車) | 22,600円~ |
※車両の料金はサイズやシーズンにより変動するため、事前に確認が必要です。
フェリーのスケジュール
フェリー屋久島2は1日1便のみ運航しており、スケジュールは以下の通りです。
出発地 | 出発時間 | 到着地 | 到着時間 |
---|---|---|---|
鹿児島本港(南埠頭) | 8:30発 | 屋久島・宮之浦港 | 12:30着 |
屋久島・宮之浦港 | 13:30発 | 鹿児島本港(南埠頭) | 17:40着 |
※天候や運航状況により変更される可能性があるため、事前に最新情報を確認してください。
フェリーのメリット・デメリット
メリット
- 最安値で移動可能(飛行機や高速船よりも安い)
- 大型船のため揺れが少なく快適
- 荷物の制限が緩やか(登山や長期滞在に便利)
- 車を持ち込めるため、現地での移動がスムーズ
デメリット
- 1日1便のみのためスケジュールが限られる
- 所要時間が約4時間と長め(飛行機:約35分、高速船:約2時間)
- 鹿児島での港までの移動が必要(鹿児島中央駅からリムジンバスで約50分)
フェリーはコストを抑えながら屋久島へ行きたい人におすすめの移動手段です。特に、荷物が多い方や車を持ち込む方には最適といえるでしょう。
交通手段 | 会社名 | 料金 | 所要時間 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
飛行機 | 日本エアコミューター (JAC) | 福岡〜屋久島:約22,000円〜 鹿児島〜屋久島:約10,000円〜 |
福岡〜屋久島:約65分 鹿児島〜屋久島:約35分 |
JAC公式サイト |
フェリー | 折田汽船 (フェリー屋久島2) | 鹿児島〜屋久島:約5,600円 | 約4時間 | 折田汽船公式サイト |
高速船 | 種子屋久高速船 (トッピー&ロケット) | 鹿児島〜屋久島:約12,200円 | 約2〜3時間 | 種子屋久高速船公式サイト |

屋久島までの行き方 目的別おすすめアクセス方法
屋久島までの行き方 データ詳細
屋久島への直行便は大阪(伊丹)、福岡、鹿児島の3都市から運航。JAC(日本エアコミューター)が運航し、最短35分で到着可能。
鹿児島から屋久島へは高速船(約12,200円 / 2時間)とフェリー(約5,600円 / 4時間)が運航。時間と予算に応じて選べる。
福岡から屋久島へ最安で行くには、高速バス(約4,000円)+フェリー(約5,600円)を利用すると片道約9,600円で移動可能。
トレッキングなら春・秋、ウミガメ観察なら夏、静かな旅行を楽しみたいなら冬がベスト。気候に合わせたプランを選ぼう。
2泊3日で縄文杉・白谷雲水峡・ウミガメ観察を満喫するスケジュールを紹介。登山初心者向けのプランもあり。
屋久島 行き方 安い コスパ重視のアクセス方法
屋久島へ安く行く方法を考える際、飛行機と船を組み合わせた移動が最もコストパフォーマンスに優れています。特に鹿児島経由でフェリーを利用するルートが、費用を抑えるうえでおすすめです。
費用を抑えるポイント
- 鹿児島までLCCや新幹線を利用:東京・大阪・福岡から鹿児島までの移動は、LCC(格安航空会社)や新幹線の早割を活用すると安く抑えられます。
- フェリーを活用:鹿児島から屋久島へは「フェリー屋久島2」を利用すると、片道5,600円と最安値で移動可能です。時間はかかりますが、船内でのんびり過ごせます。
- 高速船と飛行機の組み合わせ:時間を短縮したい場合、高速船(約12,200円)や飛行機(約10,000円)を使うと、費用を抑えつつ移動時間も短縮できます。
おすすめのコスパ最強ルート
- 東京・大阪・福岡から鹿児島へLCC・新幹線で移動
- 鹿児島からフェリー(約4時間・5,600円)で屋久島へ
- 滞在費は民宿やゲストハウスを利用して節約
このように、移動費を抑えつつ快適な旅を楽しむ方法があります。時間に余裕がある人にはフェリー利用が最もコスパの良い選択肢となります。
屋久島 行き方 東京 格安 最安値で行く方法
東京から屋久島へ最安値で行くためには、いくつかの選択肢があります。LCCとフェリーを組み合わせた移動が、最も安く屋久島へ行く方法です。
最安ルートのポイント
- 成田空港発のLCCを活用:成田空港から鹿児島空港へのLCC(ジェットスター)を利用すると、片道5,000円前後の格安チケットが手に入ります。
- 新幹線の早割を利用:羽田空港から鹿児島へ行くより、新幹線の「スーパー早特きっぷ」を利用すると、東京~鹿児島間が約15,000円で移動できます。
- フェリーでさらに節約:鹿児島から「フェリー屋久島2」(約5,600円)を使えば、総額1万円台で屋久島に到着可能です。
最安値で行くおすすめルート
- 成田空港 → 鹿児島空港(LCC:約5,000円~)
- 鹿児島空港 → 鹿児島本港(リムジンバス:約1,400円)
- 鹿児島本港 → 屋久島(フェリー:約5,600円)
このルートを活用すると、東京から屋久島まで最安値で行くことが可能です。ただし、フェリーの運航時間を考慮し、鹿児島での前泊が必要な場合もあるため、スケジュールの調整が重要になります。
大阪から屋久島 行き方 飛行機とフェリーの比較
大阪から屋久島へ行く方法には、飛行機とフェリーを利用する2つの選択肢があります。それぞれの移動手段を比較し、目的や予算に合わせた最適なルートを選びましょう。
飛行機で行く場合(最速ルート)
- 伊丹空港(ITM)→ 屋久島空港(JAC)
- 所要時間:約1時間50分
- 料金:片道 約20,000円~(時期により変動)
- 運航会社:JALグループ(日本エアコミューターJAC)
- メリット:直行便で移動がスムーズ、所要時間が短い
- デメリット:料金が高め、1日1便のみでスケジュールが限られる
フェリーで行く場合(最安ルート)
- 伊丹空港(ITM)→ 鹿児島空港(KOJ)(約1時間20分)
- 鹿児島空港 → 鹿児島本港(リムジンバス 約1時間)
- 鹿児島本港 → 屋久島(フェリー屋久島2 約4時間/高速船 約2時間)
- 所要時間:6~7時間(待ち時間を含む)
- 料金:フェリー 約5,600円/高速船 約12,200円
- メリット:フェリーなら最安、船旅が楽しめる
- デメリット:移動時間が長く、天候に左右される
どちらを選ぶべき?
- 時間を優先するなら飛行機(伊丹からの直行便)
- 費用を抑えたいならフェリー(鹿児島経由)
移動方法 | ルート | 所要時間 | 料金(目安) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
飛行機(直行便) | 伊丹空港 → 屋久島空港 | 約1時間50分 | 約20,000円~ | JAL(日本エアコミューター) |
飛行機+フェリー | 伊丹空港 → 鹿児島空港 → 鹿児島本港 → 屋久島 | 約6~7時間 | フェリー利用で約10,000円~ | JAL / 折田汽船(フェリー屋久島2) / 種子屋久高速船(高速船トッピー&ロケット) |
移動方法 | ルート | 所要時間 | 料金(目安) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
飛行機(乗継) | 中部国際空港 → 鹿児島空港 → 屋久島空港 | 約2~3時間(乗継時間含まず) | 約25,000円~30,000円 | JAL / ANA |
新幹線+フェリー | 名古屋駅 → 鹿児島中央駅 → 鹿児島本港 → 屋久島 | 約7~8時間 | 約18,000円~(新幹線+フェリー代) | JR東海 / 折田汽船(フェリー屋久島2) / 種子屋久高速船 |
目的や予算に合わせて、最適な移動方法を選びましょう。
名古屋 から 屋久島 行き方 便利なルートと料金
名古屋から屋久島へ行くには、直行便がないため必ず乗り継ぎが必要です。主なルートとして、飛行機を利用する方法と、新幹線+フェリーを組み合わせる方法があります。
飛行機で行く(最速ルート)
- 中部国際空港(NGO)→ 鹿児島空港(KOJ)(約1時間20分)
- 鹿児島空港 → 屋久島空港(JAC)(約35分)
- 所要時間:約2時間~3時間(乗り継ぎ時間含まず)
- 料金:片道 約25,000円~30,000円
- メリット:最短時間で到着可能
- デメリット:料金が高め、乗り継ぎ時間に注意が必要
新幹線+フェリーで行く(最安ルート)
- 名古屋駅 → 鹿児島中央駅(新幹線 約4時間30分)
- 鹿児島中央駅 → 鹿児島本港(路面電車・タクシー 約15分)
- 鹿児島本港 → 屋久島(フェリー 約4時間/高速船 約2時間)
- 所要時間:約7~8時間
- 料金:片道 約18,000円~(新幹線+フェリー代)
- メリット:LCCが使えない名古屋からでも比較的安く行ける
- デメリット:移動時間が長い、乗り継ぎが多い
おすすめの選択肢は?
- 短時間で行きたい場合は飛行機(鹿児島経由)
- 費用を抑えたい場合は新幹線+フェリー
スケジュールや予算に合わせたルートを選ぶことで、快適に屋久島旅行を楽しめます。
屋久島観光のベストシーズンはいつですか?
屋久島は四季を通じて楽しめる観光地ですが、目的に応じた最適なシーズンがあります。
春(3月~5月):新緑と山桜が美しい
春は新緑が芽吹き、屋久島の森が鮮やかに輝く季節です。特に白谷雲水峡の太鼓岩から望む山桜は絶景で、屋久杉や苔むした森の美しさを堪能できます。気温は10~20℃程度で、登山やトレッキングに最適なシーズンです。
夏(6月~8月):ウミガメの産卵と避暑に最適
夏はウミガメが産卵する季節で、いなか浜では観察ツアーが開催されます。また、標高の高い場所では涼しく過ごせるため、登山にも適しています。ただし梅雨(6月)は雨量が多いため、登山やトレッキングの際は防水対策が必要です。
秋(9月~11月):紅葉と登山シーズン
秋は気温が穏やかで、登山やハイキングに適した季節です。標高の高いエリアでは紅葉が楽しめるほか、台風シーズン(9月)を過ぎると天候も安定し、観光しやすくなります。
冬(12月~2月):静寂の屋久島と雪化粧の山々
冬は観光客が少なく、静かな屋久島を楽しめます。標高の高いエリアでは雪が積もることもあり、宮之浦岳では冬山登山の魅力を味わえます。ただし寒さ対策は必須です。
目的別おすすめシーズン
- トレッキング・登山:3月~5月、9月~11月
- ウミガメ観察:5月~7月
- 紅葉:10月~11月
- 静かな観光を楽しみたい:12月~2月
屋久島 2 泊 3 日 モデル コース 観光と移動のスケジュール
屋久島を2泊3日で効率よく観光するためのスケジュールを紹介します。
1日目:屋久島到着&軽めの観光
- 午前:飛行機またはフェリーで屋久島到着(屋久島空港 or 宮之浦港)
- 昼食:宮之浦周辺で郷土料理(飛び魚料理など)
- 午後:白谷雲水峡トレッキング(もののけ姫の森・苔むす森)
- 【ガイド+2食付】白谷雲水峡トレッキング♪もののけ姫の『苔むす森』で神秘の世界を楽しむ-半日コース
- 夕方:宿泊施設へ移動&温泉(尾之間温泉など)
- 夜:宿泊先で夕食
2日目:縄文杉トレッキング(または別プラン)
- 早朝4:00~:荒川登山口から縄文杉トレッキング開始(往復約10時間)
- 夕方:下山後、温泉でリラックス(平内海中温泉など)
- 夜:宿泊先で夕食&翌日の準備
別プラン(トレッキングが苦手な方)
- 午前:ヤクスギランドで屋久杉鑑賞(初心者向け)
- 午後:大川の滝や西部林道ドライブ(野生のヤクシカ・ヤクザル観察)
3日目:屋久島観光&帰路
- 午前:いなか浜でウミガメ観察(シーズン中) or 永田灯台散策
- 昼:屋久島グルメを堪能(屋久島ラーメンなど)
- 午後:飛行機またはフェリーで帰路
このスケジュールなら、トレッキングを含めた屋久島の魅力を存分に味わうことができます。時間や体力に合わせてプランを調整しながら、屋久島の大自然を満喫してください。
屋久島までの行き方まとめ
屋久島へ行く方法は、主に 飛行機 と フェリー(船) の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、予算や時間に合わせたルートを選びましょう。
✅ 屋久島へは飛行機またはフェリーでアクセスできる
✅ 飛行機は大阪(伊丹)、福岡、鹿児島から直行便が運航されている
✅ 東京や名古屋などからは鹿児島空港経由での乗り継ぎが必要
✅ 日本エアコミューター(JAC)が屋久島便を運航している
✅ 鹿児島空港から屋久島空港までは約35分で到着する
✅ 福岡から屋久島空港への片道運賃は約12,000円~25,000円
✅ 鹿児島港から屋久島へは高速船とフェリーの2種類がある
✅ 高速船(トッピー・ロケット)は約2時間で料金は約12,200円
✅ フェリー(フェリー屋久島2)は約4時間で料金は約5,600円
✅ 費用を抑えたいならフェリー、時間を優先するなら飛行機が最適
✅ 福岡から屋久島への最安ルートは高速バス+フェリーで約9,600円
✅ 鹿児島空港から屋久島空港への飛行機は48席のプロペラ機を使用
✅ 屋久島観光のベストシーズンは春と秋で登山や自然観光に最適
✅ 2泊3日のモデルコースでは白谷雲水峡や縄文杉トレッキングが人気
✅ 屋久島行きの交通手段は天候に左右されるため余裕を持った計画が必要
飛行機で行く方法(時間を優先する場合)
屋久島空港へは、以下の3都市から 直行便 が運航しています。
- 大阪(伊丹空港)発 :JALグループ(JAC)便で約1時間50分
- 福岡空港発 :JALグループ(JAC)便で約1時間10分
- 鹿児島空港発 :JALグループ(JAC)便で約35分(1日数便)
飛行機を利用すると、鹿児島経由で乗り継ぐ方法もあります。特に 東京・名古屋・札幌などの遠方から行く場合 は、鹿児島空港まで飛び、そこから屋久島行きの便に乗り換えるルートが一般的です。
メリット
- 移動時間が短く、体力を温存できる
- 天候の影響を受けにくい(船よりは安定)
デメリット
- 船に比べて費用が高め
- プロペラ機のため席数が少なく、シーズンによっては早めの予約が必要
フェリー・高速船で行く方法(費用を抑えたい場合)
鹿児島本港(南埠頭)から、屋久島行きの 高速船(トッピー・ロケット) や フェリー が運航しています。
船の種類 | 所要時間 | 料金(片道) | 運航本数 |
---|---|---|---|
高速船(トッピー・ロケット) | 約1時間50分~2時間45分 | 約12,200円 | 1日3~4便 |
フェリー屋久島2 | 約4時間 | 約5,600円 | 1日1便(朝8:30発) |
メリット
- 飛行機よりも料金が安い(フェリーは特に格安)
- 車や大型荷物を運べる
デメリット
- 天候に左右されやすく、欠航のリスクがある
- 移動時間が長い(特にフェリーは4時間以上)
どの移動手段を選ぶべき?
- 時間を優先するなら → 飛行機(大阪・福岡・鹿児島発)
- コストを抑えるなら → フェリー(5,600円)
- バランスを取りたいなら → 高速船(12,200円)
桜島大根の食べ方と特徴 煮崩れしにくい甘みのある大根の活用法
また、遠方からのアクセスの場合、東京・名古屋・札幌などからは 鹿児島経由が便利 です。自分の旅のスタイルに合わせて、最適な方法を選んでください。